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今までと違う種類の屋根材を選ぶときの注意点とは

屋根の葺き替えをする場合は、今までと同じ材料で葺き替えるのが基本ですが、なんらかの事情により今までと違う種類の屋根材を選ぶこともあります。
今までと違う屋根材を選ぶ場合は、次の点に注意する必要があります。

建築を規制する法律の建築基準法では、屋根材を軽いものと重いものの二つに分け、それぞれに柱の太さや筋違いの量を規定しています。
瓦などの重い材料を、鉄板等の軽い材料に葺きかえる場合は問題ありませんが、その逆は筋違いを増やすなどの問題が生じ、難しい場合があります。
柱の太さや筋違いの量を検討してから、葺き替える材料を決める必要があるのです。

また、屋根には雨水を流すために勾配がついています。
瓦屋根の場合は瓦の種類によって必要な勾配が違うので、勾配に注意する必要があります。
勾配が緩すぎると雨漏りの原因になるので、ある程度の勾配は必要です。
しかし勾配が急すぎてもうまくはめ込めないので、なんらかの支障がでてきてしまうこともあります。
勾配が急すぎると、屋根の上での作業が難しくなる点にも配慮が必要です。
屋根の勾配は、屋根材の種類によっても異なります。
瓦屋根と鉄板屋根では必要な勾配が異なります。
勾配を変えるためには屋根の構造自体を変えなければならず、かなりの出費となるので通常は屋根材の方を変えます。

今までと違う種類の屋根材を選ぶと、雨音が違って聞こえる場合があります。
瓦屋根は、よほどの豪雨にならない限り、雨音は下に響きません。
しかし、鉄板系の材料に葺き替えた場合は、思った以上に雨音が強く感じられるようになるでしょう。
そして、瓦屋根は塗装替えを必要としませんが、鉄板系の屋根は定期的な塗装替えが必要になります。
また、外壁が同じ場合でも、屋根の材料を変えることで、建物全体の雰囲気が変わってしまいます。外壁とのバランスも、屋根材を選ぶ際のポイントです。

今までと違う種類の屋根材を選ぶときは、これらの点に注意する必要があります。