屋根の種類

日本の家屋は、世界文化遺産に認定されている合掌造りで賞賛される様に屋根の美しさが特徴であり、
切妻屋根や寄棟屋根、入母屋屋根、片流れ屋根、方形屋根、はかま腰屋根、招き屋根、越屋根など様々な形状の屋根の家屋がされています。

また、屋根の素材の種類も、日本瓦、化粧ストレート、トタン屋根、ガリバリウム鋼板、銅板など多彩です。

日本瓦は、588年に百済より伝来し、蘇我馬子が建立した飛鳥寺に使用されたのが日本初の瓦とされ、
以降1400年にわたり日本の家屋の屋根材として使用されています。

日本瓦は、高温で焼き固めているので温度に対する耐久性や断熱性が高く、粘土素材なので音の吸収性が良く遮音性が高いのですが、軽量化されたとは言えまだまだ重く、価格が高いデメリットがあります。


一方、スレートは、厚さ約5mmに成型されたセメントと繊維からなる薄い平板状の屋根材であり、
工場で大量生産されているので品質も均一で価格も日本瓦に比べて安価です。

さらに、施工時の運搬や加工も非常に容易なので施工費用が安いメリットがありますが、
耐久性能や防水性能を塗料に依存している為に比較的短期の定期的なメンテナンスを必要とします。


トタン屋根は、薄い鉄板の表面を亜鉛塗料で覆ったコストパフォーマンスの良い屋根材であり、運搬や加工がし易い為に施工費も安く、薄い鉄板の為非常に軽量で建物への負担が少ないメリットがあります。

しかし、遮音性能や断熱性能が低く外観が安っぽく見えてしまう上に、防錆性能が低い為に定期的なメンテナンスを必要とするデメリットがあります。



他にも、ガリバリウム鋼板というものもあり、ガリバリウム鋼板は、鉄をベースとする薄い合金にアルミニウムと亜鉛、ケイ素を含むシリコンを含むメッキ加工を施した建材です。

アルミニウムの不動態皮膜と亜鉛の高い犠牲防食性能で従来のトタンと比較して、非常に高い防錆性能と耐久性能を示し、1mm以下と薄い為に建物への負担が少ないメリットがありますが、
断熱性能が低い事や取り扱いが難しく施工費用が高いなどのデメリットがあります。


それぞれの屋根の特徴をおさえて、自分の家にピッタリの屋根を選びましょう。