0円太陽光発電! PPAモデルとは?

太陽光発電といえば投資回収はできるものの、「多額の初期費用が必要なもの」という認識が常識として浸透しています。
しかし近年、初期投資が一切不要な太陽光発電導入モデル「PPAモデル」が登場し、太陽光の導入を決定する企業が一気に増えてきました。
本ページでは0円太陽光モデルとも呼ばれる「PPAモデル」について福山市の太陽光発電のプロ、南瓦工房が解説していきます。

PPAモデルとは?

PPAモデルとは( Power Purchase Agreement )の略で、簡単に言うと電力会社が企業にソーラーパネルを無償で設置し、企業はソーラーパネルで発電された電力を電力会社から買い取るというモデルになります。

つまり、設置されたパネルの所有権は電力会社にあるということです。
企業は無償でソーラーパネルを設置してもらえます。
初期費用はもちろん、保守・メインテナンスに関わる費用も全て電力会社持ちです。
しかし、そのソーラーパネルで発生した電力は自社のものにはならず、電力会社から買取る必要があるのです。
これが0円太陽光発電導入モデル(PPAモデル)の仕組みです。

「自社のものにならないんだったら導入する必要あるの?」
とお思いの方も多いかと思いますが、実はそれでも導入のメリットは非常に大きいんです!

PPAモデルを導入するメリット


企業は、ソーラーパネルから生じた電力に対してお金を支払います。そしてこの電力は一般的な電力会社が供給する電力よりも安く設定されています。
つまり、大きなリスクやデメリットを抱えることなく単純に電気代が安くなるのです。

また、ソーラーパネルの所有権も電力会社にあるため、資産計上・減価償却も不要です。企業としては電力の支払先が変わるだけで電気代を節約できるというイメージです。

また、現在あらゆる家庭・企業は「再生可能エネルギー賦課金」という費用を含めて電気代を支払っています。この「再生可能エネルギー賦課金」は2002年から始まっており、年間800円程度だったこの費用が現在は約10,000円にまで上昇しており、2030年には年間15,000円程度に上昇する見込みであると発表されています。PPAモデルで太陽光発電を導入した場合、この「再生可能エネルギー賦課金」を支払う必要は無くなります。


企業のイメージは売り上げや利益だけでなく、社会への貢献度合いで決まります。
特に今注目されているのが持続可能な社会づくりへの貢献(SDG’sへの取り組み)です。太陽光発電の導入も社会的な評価の獲得に大きく貢献します。
さらに、に投資家に対して良いブランディングになります。


一般的にPPAモデルは導入から投資回収期間を経て、太陽光発電設備の所有権が自社に移ります。電力会社が投資回収を終えたら設備はそっくりそのまま譲渡されるのです。

譲渡された設備自体は保証期間が20年以上の場合がほとんですので、譲渡されてから約10年は自社の電力を完全に自社で賄うことができます。1年目からメリットは確かにありますが、11年目からは大きなメリットが発生するのがこのモデルの特徴です。

 


自然災害にて電力の供給が絶たれた場合、企業活動の継続が難しくなるケースは非常に多いです。
そんな時でも自家消費型太陽光発電は安定して電力を供給できるため、企業の活動再開をスムーズにサポートできます。
リスクヘッジとしてPPAモデルによる太陽光発電を無償で導入する企業は年々増加しています。

PPAモデルを導入する際に気をつけること

◇長期的な契約となる

無償で太陽光発電設備を設置してもらう代わりに、10年にわたる電力の契約を結ぶ必要があります。
この間他の電力会社への切り替えなどはできない契約になっていることが多いので注意が必要です。

◇設置した太陽光パネルは10年間は処分できない

PPAモデルの場合太陽光設備の所有権は最初の10年は自社にはありませんので、「やっぱりこの設備いらない!取り除きたい!」と思っても処分することはできません。
当然、新しいパネルに取り替えたい!と思っても交換することもできません。

◇所有権獲得後のメンテナンスは自社負担

自社に所有権が譲渡された後は、当然自社でメンテナンスや修理を行うことになり、その費用は自社で負担しなければなりません。
もちろん自社に所有権が移ったからといって、すぐに修理費用が発生したり、超高額なメンテナンス費用がかかったりということはほとんどありません。

◇年間の電気代が高い!初期投資なしで節約したい!

無償で太陽光発電設備を設置してもらう代わりに、10年にわたる電力の契約を結ぶ必要があります。この間他の電力会社への切り替えなどはできない契約になっていることが多いので注意が必要です。

◇電気代を大幅に節約したい!

PPAモデルはあくまで電力会社の所有するソーラーパネルから電力を安く購入するというモデルなので、電気代の大幅な節約はパネル設置後10年間は難しいです。
一方で初期投資はかかるものの、圧倒的な電気代の節約を実現できるのが自家消費型太陽光発電の直接導入です。

自家消費型太陽光発電の詳細はこちら ▼

南瓦工房はPPAモデルの正規施工販売会社です

南瓦工房はNTTスマイルエナジーの正規施工販売会社です。PPAモデルを導入する企業に対して、実際に太陽光発電パネル設置できる会社です。
だからこそこのモデルに精通していると自信を持って言える数少ない会社です。

  • うちでやっても電気代はやすくなるのかな?
  • 本当に0円で設置できるのか、怪しい
  • 導入予定はまだまだないけど話を聞いてみたい

など最近PPAモデルに関して様々なご要望・ご相談をいただいております。南瓦工房ではそのような相談に丁寧に対応しております。
お話だけでも聞いてみたい、という方は是非お気軽にご連絡ください。