太陽光発電の悪質業者の見抜き方
太陽光発電の設置を考えていても金額が高額なことから、
普段の買い物のように欲しいからと即購入ではなく、
どこのメーカーがいいのか?価格はいくらなのか? など
様々な項目で比較検討を行い計画的に購入される方がほとんどではないでしょうか。
しかし、中には高額なものであっても、ほとんど比較検討もなしに決めてしまうといった方も…
購入時など特に問題がなければいいのですが、比較検討もせずに決めてしまうことで
高額な金額になってしまうこと契約したのが悪質業者で被害に遭う可能性があります。
では、こういった悪質業者の被害に遭わないためにはどのようなことに注意が必要なのでしょうか。
そこで今回は「太陽光発電の悪質業者の見抜き方」をお伝えします。
■一般的な悪質業者の特徴
太陽光発電のみならず、一般的な悪質業者にある特徴と共通点を4つお伝えしていきます。
1- モニター募集などを毎日行っている
通常の業者であれば年末年始やお盆などといった期間限定のモニター募集・キャンペーンを行っているのが基本ですが、悪質業者はモニター募集やキャンペーンといった割引を毎日行っています。
その理由は、正当な営業ではサービス面様々なことで優良業者である他社より劣っていることから契約を取ることができず商売にならないからです。
そして、注意しておきたいのはモニター募集やキャンペーンで安さを売りにしていても他社よりもお得に契約できるわけではありません。
こういった場合、焦らず比較検討をすることをおすすめします。
2- 電話営業や訪問営業が多い
悪質業者は電話や訪問営業に力を入れている場合がほとんどです。
その理由にこういった営業を行うことで言葉巧みに話しを進めてこの人は騙されやすい人なのかを探しています。
悪質業者はサービス面でこれといった強みをもっていないことが特徴ですが、インターネット広告では差しさわりのない内容を掲載し、「詳しい内容は電話」という流れになっています。
電話・訪問営業であれば言葉巧みに売り込みをかけることができる上、それによって電話営業の場合には受け手が焦りから冷静な判断ができないことも。
その結果、即決での申込み率が上がることでサービスや品質が悪くても商品が売れていくというわけです。
反対に、優良業者はご契約者からの口コミや紹介などで問い合わせをされたお客様の対応に追われており、急な営業電話や訪問営業に時間をかけられないことが多くあります。
従って、こういった方法をとっている業者は悪質業者と考え、一歩引いて冷静に対応しましょう。(稀に例外の業者もあります)
3- 営業マンが新入社員
悪質業者のほとんどがブラック企業のことが多く、離職率が高い傾向に。
商品やサービスに自信のない会社は、質より量で営業を行っていることから営業マンを酷使していることがよくあります。
その酷使が結果的に離職率を上げ、常に入れ替わることから、いつも営業マンは新入社員という構図になっています。
会社の創業が5年以上なのに営業マンが1年未満の場合は悪質業者の可能性があるため、警戒が必要です。
4- 他社との比較に抵抗感を示す
悪質業者は自社商品やサービス面などで他社との競合では勝てないと理解しているため、他社との比較検討を避ける傾向あります。
優良業者であれば、自社商品に自信があるため比較検討に対して抵抗感を示す可能性は極めて低い傾向に。
しかし、「他の業者ともう少し比較してから決めたい」と言った際、露骨に抵抗感を示すこと、それでも契約へ持ち込むようであれば、悪質業者の可能性がとても高いといえます。
悪質業者の多くは比較検討を避けたがる傾向にあること、強引な営業を行っていることが特徴でした。こういった業者は全てを信用せずに警戒して対応しましょう。
■悪質業者の見分け方
一般的な悪質業者の共通点をお伝えしましたが、次は太陽光発電に対しての悪質業者のポイントを7つご紹介します。
1- 名刺がない
商品の契約を行いたいのであれば、自身の素性が分かる名刺を渡すことが一般的。
名刺を渡さないのはやましいことをしていることがほとんどです。
名刺を相手から渡しされないようであれば、信用できる業者ではないため断ることが大切です。
2- 押し売りをする
即決(押し売り)を迫り、なかなかに帰らない営業マンはとても危険な悪質業者と考えられます。
こういった業者の場合、迷惑行為にも該当するため、押し売りがひどく、居座り続けるようであれば、通報も視野にいれた対応が必要です。
3- 基本知識が少ない
太陽光発電に限ったことではありませんが、優良業者であれば、自社商品や質問にはしっかりと答えられるよう研修などで基本知識を身につけた状態で営業を行っています。
自社製品・事業内容の説明や質問に答えられないようであれば悪質業者の可能性が高いため、検討の必要はありません。
4- 見積りの内容が曖昧
見積りを確認する際は、必ず項目別の見積りをもらうようにしましょう。
詳しい内容が曖昧なまま手続きを進めることは、見られたくない・知られたくない項目がある可能性が高く、そのまま契約を進めてしまうとトラブルに遭うことも。
一式見積りが提示され、項目別に対応が変わらない場合は悪質業者と疑いましょう。
5- 見積の金額に注意
見積にはいくつかの項目が存在するため、総合計に端数が必ず出てきます。
通常、端数が出ている状態からキリがよくなるよう調整することはありますが、
初めから端数がなく金額がキリのいい場合は悪質業者の可能性があるので注意してください。
6- 違約金を請求される
比較検討をさせない上に契約をせずに「断るなら違約金」と迫ってくる悪質業者も実際に存在します。
基本的には契約自体を断ったところで違約金が発生することはありません。
違約金は手付金といって契約の際に支払った金額から補填されるのが一般的です。
このような不当な違約金請求をされる場面に遭ってしまった場合はすぐに警察へ連絡してください。
7- 施工までの知識がない
一般的な優良の太陽光発電業者は販売から施工までを担当しており、施工までどういったスケジュールでどのような方法で施工を行うかなどの知識を持っています。
その施工までの知識がない業者は基本に悪質もしくは詐欺業者と考えられるため、警戒が必要です。
■まとめ
今回は一般的な悪質業者の特徴や太陽光発電に対しての悪質業業者の見分け方をお伝えしました。
お伝えしたこと以外でも実際の営業を受けて「何かがおかしい」と感じることがあるかもしれません。
一般的な業者とは違うと感じた場合は些細な違和感であってもその業者とに契約は避けるように注意してください。
違和感を覚える業者の場合、後々のスケジュール管理がルーズ、契約前に聞いていなかった金額を請求されるといったトラブルになってしまうことも。
違和感は、そのままにすることなく一度時間を置くことも大切です。
また、太陽光発電は即決できるものではありません。
1人で考えずご家族と情報を共有し、契約のタイミングもご家族と一緒に参加されることをおすすめします。
今後、末永く活用していただく太陽光発電システム、設置をして「後悔した」ではなく「よかった」と思えるようにお客様に寄り添った業者で設置させることをおすすめします。
南瓦工房は福山市のクライアント・お客様に合った太陽光発電システムをご紹介しています。
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